2010-10-23(Sat)
30kgのダイエットに成功した僕は自分の身体の軽さにびっくり!
練習では今までやってなかったような技にもチャレンジし、ショーでは自分の限界に挑戦です。
これはいい!
やはりアクターたるもの痩せてるに越した事はないのか!?
軽いに越した事はないのか!?
まぁそれは一概にそうも言えなくて…
僕の場合、身長が中途半端で、アクション物に入るにはちょっと低いのですよ。
で、痩せても骨が太くてヒーロー役が似合わない。
痩せたまま怪人に入るとタッパの無さとあいまってチビっこい怪人になってしまう。
そんなんもあって、怪人に入る機会が多い僕は痩せたくない気持ちが強いのです。
だって痩せてる俺は弱そうなんだもん!!
この年、1995年は3人組のメタルヒーローの1人に入れてもらう事が多かったんですが、このメタルヒーローも僕は問題がありまして…
メタルヒーローはプロテクターを着けてたりするんですよね。
で、元々の衣裳がごっついから、痩せても骨太な僕は体型をごまかせるんですよ。
ところが…
タッパがないもんで、プロテクターの中に埋もれてしまうんです…
関節のないヒーロー…
これはこれでどうなんだ?みたいな…
2010-10-13(Wed)
ショーから離れて95kg。
ショーに復帰する為にダイエットする事を決めた僕。
半年後、僕の体重は62kgになっていました。
95kg→62kg。
33kgのダイエットです。
身体は本当に軽くなりましたね!
ちょっと前まで落ちた物を拾うのさえ重労働だったのに!
どうやって痩せたか、知りたい?
レコーディングダイエット?
ビリーズブートキャンプ?
コアリズム?
いえいえ。
言うなれば…
『食わずに動けば必ず痩せるぜダイエット』
といった所でしょうか。
では、このブログを読んで下さっている貴方だけ、特別に詳細をお教えしましょう!
まず!
色んなものを出来るだけ摂らないようにします。
炭水化物
動物性たんぱく質
糖類
油脂
まぁこれはあくまで『出来るだけ』摂らないって話です。
僕もたま~~~に素麺を食べたり、牛乳を飲んだりオレンジジュースを飲んだりしましたから。
たま~~~にね。
あとは豆腐を食べたり…
他には…
他には…
寒天食べたり…
そんな感じでしたね。
食事はほとんど摂らなかったです。
で、運動をする!
僕の場合は腹筋と背筋を1日に100回と決めていて、後は時間があれば走る!
3分のコースでも5分のコースでもいい。
5分走って休憩して、また5分走る。
また休憩してまた5分。
そんな感じで空いてる時間はひたすら走る。
朝起きて走る。
会社の昼休みに走る。
夕方走る。
夜走る。
深夜に走る。
こんな生活を続けたら嫌でも痩せるのです!
我慢出来なくて食べてしまった時は吐いてから走る!
『がんばれ元気』というマンガの中で、ボクサーの堀口元気が、対戦相手と笑顔で食事して、後でこっそりトイレで吐く、というシーンが(多分)ありましたが、この時の僕は
『元気だって頑張ってたじゃないか!』
と思いながら吐いてました。
さて、33kg痩せて
『あいつは癌じゃないのか?』
と噂された僕でしたが、この期間の食べ物への渇望はすさまじく、当時のノートにはびっしりと
『ダイエットが終わったら食べたいもの』
が書かれていました。
ハンバーグ・ハンバーガー・ホットドッグ・サンドイッチ・とんかつ・寿司・天ぷら・ラーメン・うどん・スパゲティ・パフェ・アイス・ごはん・カレー・かつ丼・牛丼・鉄火丼…etc
2010-09-23(Thu)
『みんな、俺の事をもっと認めていいんじゃないの~!?』
みたいに図に乗ってた1995年。
なんと、ショーに入らなくなったワタクシの体重は95kg。
95年に95kg!
覚えやすくて良うございますな♪
基本的には『衣裳を着る』という理由さえなければ太ってても一向にかまわない人なので、それは全然問題なかったのですが…
ある日、後輩達から
『内野さ~ん、そろそろ現場入って下さいよ~。今度一緒にやりましょうよ~』
と声をかけられました。
『え~っ!?今の体型じゃ衣裳が入らないよ!かなり痩せなきゃ…』
…そんな風に答えながらも、
『俺を必要としてくれる奴らがいた!』
なんて勘違いでほくほくしてる僕がいました。
そうして久しぶりに入ったショーは、案の定衣裳が入らないわ身体が重いわ、予想通りの展開でした。
でも、
『何かやってやろう!』
って意欲は衰えてなかったし、何よりも、
『やっぱり楽しい!!』
と思ってしまったのでした。
『よォォ~し!俺は痩せる!!』
僕はそう誓いました。
2010-09-19(Sun)
就職しショーに一線引いていた僕。
この年はショーの台本も書きませんでした。
昨年の先輩とのゴタゴタで、関わるのが馬鹿らしくなっていたのです。
やがて僕が全く関わらなかったショーパッケージが完成し、それぞれのショーが始まりました。
この時の僕の気持ちは完全にひねくれまくっていて、
『俺抜きで作ったショー(パッケージ)なんてどうよ!?』
なんて思ってて、
『どうせしょーもない出来に決まってる!』
なんて思ってて…
間違いなく僕は、
『やっぱり内野がいなきゃいかんな!これからも頼む!』
って言われたがっていて、批判的な見方しか出来なかったようです。
正直なところ、この時のショーは仲間内でもあまり評判が良くなかった。
でも、だからと言って、
『な!?俺が作った方が面白いだろ!?』
みたいな態度を取っちゃうのは人間としてどうなのか、と。
1995年は自分がちょっと(かなり?)天狗になってた年のような気がします。
2010-09-18(Sat)
1995年…
この年も最初はショーから離れてました…
完全に…
なんたって就職しちゃいましたからね~
えっ?
23歳にもなって就職してるのは当たり前だろうって?
あなたはご存じない!
キャラクターショーにどっぷりハマってしまうと、
◆夕方からの練習やリハーサルに参加したい
◆もちろん土日の現場には入りたい
◆平日に現場があればそれにも入りたい
◆連休は全てショーに費やしたい
という欲求に囚われ、
『平日の朝~夕方の仕事でシフトの融通が利く職場』
を探すものなのです。
そんな選択肢、バイトしかありえない!
そうやってまっとうな道を踏み外していくのがキャラクターショーどっぷり人生なのです。
そんな中で就職を選ぶって事は、
『まぁ、ショーに入れない時は仕方ないや…』
という『一線引いたモード』になったって事なのです。