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2023-03-28(Tue)

説明待ち


本日3月28日(火)はアトラクションチーム武装の殺陣教室。
20230314B

福岡県久留米市にて18時〜21時。

未経験者歓迎、参加者募集中です。

要予約なので参加希望の方はご連絡ください。


僕の指導はけっこう理屈っぽい。

動きを細かく分割して、理屈と動きを説明して、たまには例え話を駆使して説明したりして、とにかく段階を追って練習させてるので、最初から出来ちゃう人にとってはかったるいだろうなぁと思う。

でもセンスで動けない人はそのくらいかったるく説明しないと動けなかったりもするので、やはり向き・不向きはあるだろう。

で、その細かく分割したメニューでも「分からない」と言われたら更に分割するしかなくて、そんな事をしていると

「これ以上は分割出来ない!」

って所に到達したりします。

そこまで行って「分からない」と言われたら今度は例え話を色んなジャンル、色んな言い回しで広げていかなきゃいけなくなるんだけど、


もしかしたら説明し過ぎる事で、参加者さんの想像力を奪っているのでは?と悩む事もあります。

「分かりません」「出来ません」と言ってる人を見るとたまに、受動的に説明を待ってるだけに感じる時があるからです。

もちろんこちらがその説明をサボったり諦めたりしてはいけませんが、待ってるだけの人は上手くならないんじゃないかと思うんですよね。

おそらくアクション業界にいる方の多くは先輩からそんな丁寧な説明を受けたワケじゃなく、自分の目で見て技術を盗み、自分の頭で理屈を考えて自分なりのやり方を構築してきた人達なんですよ。

僕も同じで、現在の練習メニューやその理屈に関してはほぼほぼそうです。
(基本の技術として学んだものはいくつもありますが、そのアレンジや指導法は僕のオリジナルです)

なので、上手くなりたい人には、「説明を聞く」「やり方を教えてもらう」だけではなくて、「見て盗む」「自分で考える」を実践していただきたい。

こちらはそれ以上に考えてそれ以上に説明して、それ以上に努力して指導する事を約束しますので。

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2023-03-25(Sat)

こないだ話した事


日本のアクション人口がどれぐらいかなんて知らないし、今から言う事は全部想像だけど、

超一流の人達がひとにぎりいて、

プロフェッショナルな人達が上の方にいて、

そこから上・中・下と分かれるよね。

下っていうのは我流だったり趣味の範囲でやってる人だったりになるんだけど、

一番多いのは「中」の層だろうなと思うんだよ。

「中」にも「中の上」「中の中」「中の下」があってさ、

アクションやってる人のほとんどはここにいるんじゃないかな。

で、ここで教えてる俺なんだけど、

「下」の層にいると思ってる。

「下」だけど「下の上」ぐらいにはいれたらいいなって。

調子がいい時には「中の下」ぐらいには喰い込む事もあるんじゃないか?って。

まぁ俺のレベルなんてそんなもんなんだけど、

じゃあ俺の所で練習してる君達は?

俺よりもっと下手って事よ。

ちょっと出来るからって自信を持っていいレベルじゃないって事よ。

自惚れるなんて10年早いって事よ。


もちろん自分を卑下する必要はないし自信も持たなきゃいけないんだけれど、

「自分は出来る!」と自惚れるより

「自分はまだまだ下手だ!」って思って練習に取り組む方が

今は成長に繋がるんじゃないの?
20230323練習風景C

20230323練習風景D

2023-03-24(Fri)

フリ


昨日の不定期殺陣練習では
20230323練習風景A

「やる気があるフリをしろ!」

という話をしました。

一番良いのは

「やる気があってそれが見える」

なんですが、ではベターはと言うと

「やる気はあるけどそれが見えない」

なのか

「やる気はないけどあるように見える」

なのか

難しいところです。


もちろん本質的には「やる気はあるけどないように見える」の方がいいんだと思いますが、実際に団体の中で人と関わりながらやっていくのならば、

「やる気があるように見える」

というのも重要な気がします。


本当のやる気なんて第三者には分かりませんから、そうなると見た目で判断するしかありません。

例えば「何か大切な仕事を誰かに頼もう」となった時、パッと見やる気があるかないか分からない人に頼むよりも、とりあえずやる気がありそうに見える人に頼むなんて事はあると思います。

それが自分にとってチャンスに繋がる仕事だったりしたらものすごく悔しいんじゃないでしょうか。

自分がやりたかった仕事を大してやる気のない奴に取られちゃったりしたら。

なので、

やる気は表に出しましょう。

誰が見ても分かるぐらいに。

テンションが上がらない時、やる気が出ない時もあると思うけど、

そんな時は頑張って「やる気があるフリ」をしてください。

そのぐらいの努力は必要です。
20230323練習風景B

2023-03-23(Thu)

「あいつ」よりも


今日は福岡で不定期殺陣練習。

天気悪いけど行ってきます。

先週の練習風景。
20230316練習風景A

「キュンで〜す♪」ってやってるワケじゃないですよ。
20230316練習風景B


他人と自分を比較して落ち込んだりする必要は無いのと同じように、

他人と自分を比較して優越感を持つ意味もまた無い。

「自分はあいつよりも優れている」なんて考えるような人は、自分が求める及第点を得る事が出来なくて、でも出来ない自分を認めたくなくて、

「自分はあいつよりも優れている」と安心したいだけだと思う。

そりゃトップレベルのアスリート同士ならその張り合いも意味があるけどさ、

凡人にはあまり必要がない。


本当なら100点を目指さなきゃいけないけど、

自分は40点しか取れなかった。

この場合なら評価の基準は100点というゴールになるので、ただひたすらそこを目指して努力すればいい。

「自分は40点しか取れなかったけど、35点しか取れなかったあいつよりも優れている」

これは評価の基準が「あいつ」になってるワケだけれど、

あいつより点が良かったからってなんなの?

結局100点取れてなくて結果を出せてない事には変わりがない。


仕事で結果を出すというのは100点を取る事に似ている。

しかも相手が求めている100点を。

選ぶ側は、より100点に近い人を採用するはずなので、

及第点に達しなければ35点より良い点だろうが「あいつ」より優れていようが同じ事なのです。


目標とするゴールがある人は、そのゴールだけを判断の基準にしてみてください。

狭い世界での、低いレベルでのマウントの取り合いなんてしてたら時間がもったいないですよ。

2023-03-22(Wed)

初めてのヒーロー


明日は福岡で不定期殺陣練習。
20230316


昨日3月21日はいくつかある自分の記念日のひとつ、

「初めてショーでヒーロー役をやらせてもらった日」

でした。

1991年だから32年前ですね。

場所は大野城のイオン、の前身大野城サティ、の前身「ニチイ大野城店」、

役は鳥人戦隊ジェットマンのイエローオウルでした。

ヒーローショーの世界に入って3ヶ月目の新人で、

体型的にもヒーローに入る事なんてないだろうと思いながら、

悪役でもショーに関われるならいいや!と思いながら練習していたところ、

「今度の戦隊のイエロー、どうやらおまえにぴったりのキャラみたいだぞ!」

と言われ、

「???」

と思っていたら、なんとキレンジャー以来のドスコイキャラ!

そんな奇跡が起きて、僕は思ってもいなかったヒーロー役に入れてもらえたのでした。

新人でまだまだ下手だったけど、キャラクターショーが大好きで一生懸命練習していたからその熱意を買ってもらえたんだと思います。

事務所の社員さんや先輩方に感謝ですね!

で、3月21日の初ヒーロー、

友人が観に来てくれてビデオを撮ってくれたんで自分の動きを見たんだけど、

これがまた下手!

技術がないのは置いといて、何か失敗すると「う〜ん」と首をかしげちゃうし、「これでいいのかな!?」って不安になると客席の反応見ちゃうし、もう恥ずかしかった!

ヒーローが素に戻って「う〜ん」はないだろ!

情けなかったし恥ずかしかったけど、やっぱり嬉しかったですね。

それから色んな役をやらせてもらって、その全てが貴重な体験でしたが、

初めてヒーローを演じた時の気持ちは自分の中で唯一無二だと思うので、ずっと忘れないようにしたいと思ってます。

プロフィール

武装代表・内野

Author:武装代表・内野
福岡・久留米を中心に、九州全域で活動している『アトラクションチーム武装』の代表です。

1972年生まれ。
1990年にキャラクターショーの世界に入り現在に至る。

2007年に武装を設立。

武装の活動内容は殺陣教室、殺陣指導、オリジナルキャラクターショー等。

現在は関西コレクションエンターテイメント福岡校さんでのアクションレッスン講師もやらせてもらってます。

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